だが待ってほしい早計ではないか通信(フリーライター三品純)

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「個人情報保護」を声高に叫ぶ愚

住所でポンhttp://kimberlychristen.com/66.html
の話題がずいぶん盛り上がっているようです。
確かに抵抗がある人も多いのですが、これ一つには個人情報保護法だとかネット上における
個人情報の取り扱いや規定が非常に曖昧で、いかにズサンであるのかを露呈したと思われます。

もちろん不快に思う心情は理解できるけど、二言目には警察に取り締まらせろというのは
いかがなものでしょうか。じゃあ何の容疑のどの法律で取り締まるのか明示されるべきでしょう。
そもそも警察は民事不介入であるわけだし、またそういう方は、仮に夫婦喧嘩でも警察に取り締まらせる
社会をお望みなのか。
それともことが起これば何でも警察を持ち出せば済むとお考えなのか?
ともかくいろいろな論点が炙り出された一件だと思います。

「個人情報保護」
本当に厄介な概念というか制度ができてしまったと思います。

NHK朝の連続ドラマ「カーネーション」で夏木マリさん扮する主人公の
小原糸子が病院で幼馴染と再会するシーンで、重い病気にかかっているようだから
なんとかしてあげたいと病院に住所を教えてくれというシーンがあったのですが
この時、病院側は「個人情報保護」を理由に申し出を断っていました。
ある意味、世相を皮肉った一コマでしたが、その一方、ニュースでは
個人情報流出の批判報道が存在するわけです。
みんなどこかおかしい、面倒だと思っても、個人情報保護を守らなければならないという
異様な雰囲気をもたらしてしまいました。

もちろんその弊害は、東日本大地震の被災地を襲いました。
中でも社会的弱者と言われる人、例えば障害者も容赦がなく
例えば視覚障害者を支援しようと福祉団体が障害者手帳の開示を求めたそうですが
地域によっては「個人情報保護法」を理由に開示を拒んだそうです。

ただ中には開示した自治体もあったのですが、じゃあどうしたかというと
担当の課長さんがクビを覚悟で開示したということでした。

これ本当にバカみたいな話で一生懸命、行政サービスをしようという人が
クビを覚悟しなければいけないということになります。
おそらくこのことが発覚したらメディアも総バッシングしていたでしょう。
つまり真面目な人ほど損をする社会、正直者が馬鹿を見る社会になってしまいました。
しかも開示しないで障害者支援ができなかった場合、それはそれでバッシングする。
どっちに転んでも叩かれるという縛りの中で現場のギリギリの判断で
やらざるをえない。これも個人情報保護法の弊害です。


ちなみに支援団体によると阪神淡路大震災の時はすぐに開示されて、救援活動ができたというから
間違いなく個人情報保護法の影響は大きいようです。

しかも個人情報保護を持ち出す方は非常にムシがいい人も多い。

05年の東京都中野区で、集中豪雨にあった世帯に税と受信料の減免を
中野都税事務所とNHKが申し入れ、区の担当者が住民の個人情報を
渡したところ担当職員が訓告処分を受けています。
これも当該の住民からクレームがついたからこの処分につながったといいます。
ところが面白いことに、このクレーム主たちも減免を受けているんです。
個人情報の漏えいはケシカラン、しかしサービスは頂きますよというのは
もう自分勝手以外、何ものでもないでしょう。

個人情報保護と騒ぐのは勝手だけど、逆に自分が受けるべきサービスや利益を
逃す可能性もあることを覚えておくべきでしょう。
いつか自分の身に降りかかってくることも。

ただ残念ながらこうした風潮に歯止めがかかることはもうないと予想します。
どんどん縛りはきつくなっていくのは火を見るより明らか。
だから自分たちが杖をつくような年になった時にその痛みを実感することになるでしょう。

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[ 2012年09月28日 13:48 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)
エセ同和含む営業電話や、弱者向け悪質セールス、ストーカー被害、脅迫被害に遭われたことのない、想像力のない方の論理と拝察しましたがいかがでしょう
[ 2012/10/07 00:06 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> エセ同和含む営業電話や、弱者向け悪質セールス、ストーカー被害、脅迫被害に遭われたことのない、想像力のない方の論理と拝察しましたがいかがでしょう


山田様

コメントありがとうございます。
では
>エセ同和含む営業電話や、弱者向け悪質セールス、ストーカー被害、脅迫被害

といった犯罪は個人情報保護法を遵守する、あるいはより個人情報の定義を広くして
厳格化すれば撲滅できるとお考えでしょうか?
個人情報という概念が厳格化される一方で、振り込み詐欺といった事件が後を絶たない
のはなぜでしょう。

こうした犯罪はどんな時代においても発生するもので、また個人情報保護とはまた分けて
考えるべきだと思いますよ。

[ 2012/10/07 06:24 ] [ 編集 ]
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