だが待ってほしい早計ではないか通信(フリーライター三品純)

週刊誌、月刊誌などに寄稿した記事の 補足、追加取材ブログです。 ネットと雑誌メディアの融合を目指します。
だが待ってほしい早計ではないか通信(フリーライター三品純) TOP  >  スポンサー広告 >  未分類 >  「地区外のくせに」のガイドライン1

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --年--月--日 --:-- ] カテゴリ:スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

「地区外のくせに」のガイドライン1

2012y09m13d_224227759.jpg



























部落解放同盟滋賀県連の山口敏樹副委員長によると、上記資料を公開した場合、
「どうなるか分からんぞ」
ということでしたので、どうなるか見てみたいのでアップしておきます。
彼らの言う人権侵犯が発生した後、たいてい糾弾会の後、「差別者」とされた人々は
研修を受けさせられますが、こうした集まったお金が解放同盟の幹部や座付きの作家、
大学教授の懐に入るシステムです。
じゃあ人権侵犯が起きれば、得する人がいるということが文書から分かります。
もっともそういう指摘も「差別」なんでしょう。

「支払いOK」というこの露骨な注意書きが糾弾ビジネスっぷりを物語っています。
人権啓発というご高尚な運動なのに内情を聞くと、怒られるのは
こういう実態があるからでしょうか。


同和問題を取材すると、たまに相手方から言われるフレーズがあって

「部落の者しか痛みは分からん」
「アンタも地区の人間か?」

これメディア関係者も同様のことを言う人がいます。

「同和問題を取材していいのは地区出身の人だけ」とか
「解放同盟の人は昔、差別されたのだから(減免措置、奨学金というなの実質給付金などの優遇は)当然」

この手の人は結構多いのですが、いろいろと思うところがあります。

いやいや、と。
今、聞いているのは、痛みや出の話じゃなくて、例えば給与の二重取りだとか
雇用枠の理由だとかであって、痛みがあれば実例を教えてください、そして別問題として
考えましょう。とりあえず目の前の問題について知りたいというわけだけど、
ブルドーザーのように「痛みは分からん押し」をするから、結局のところ
会話のキャッチボールが成立しません。

EX お前に関係あらへん
   何の権利があって聞いてくるのか?
   お前の主観やろ
これも多いテンプレート回答

「解放同盟の人は昔、差別されたのだから(減免措置、奨学金というなの実質給付金などの優遇は)当然」
よくよく考えてみると、では地区の人の家系図を全てたどって
いわゆる「エタ・非人」と言われた被差別階級の人であったのかどう証明できるのでしょう。

じゃあ部落解放同盟員がみな全てそういう出自を持つのか、だれがどう判断できるのか?

こういう疑問も持っては駄目なのかなあといつも感じています。
滋賀県における取材は、こうした疑問を炙り出す絶好の材料だったと思います。

「部落の者しか痛みは分からん」
「アンタも地区の人間か?」


それでこの発言に戻りますが、これって裏返すと
「部落の者なら部落の痛みが分かる」
「地区の人間なら同和問題について聞いてもいい」
そういう意味にも取れます。

部落解放同盟滋賀県連の同盟員リストが約1000人分流出した時のことです。
この時、なぜ根拠のない部落地名総鑑を大騒ぎするのに、氏名、住所、電話番号、企業連の加盟の有無
まで書かれたリストが流出してもメディアも解放同盟も沈黙しているのか疑問に思いました。

それで一番、興味深かったのが、水面下で滋賀県連や幹部に対してものすごく不満が山積している
ことでした。

「建部(五郎)委員長(当時)が浅井憲彦(元副委員長・人権センター理事)を辞めさせたのは
給料が高すぎたせいや」

「○○(幹部)の小指があらへん。お前、アイツが昔、何やっていたかしっとるか? どの口で人権や」

「藤野(現委員長)は、中央本部のお目付け役で次を(委員長)を狙っとる」

とかそんな露骨な内幕が次々と暴露されていきます。

「丸本千悟(解放同盟滋賀県連書記次長)は地区外なのに大きな顔をしている。行政には強く出るのに地区のモンにはへいこらする」
これも非常に衝撃を受けました。

これはいろいろな思いが錯綜しているものだとこちらはドキドキします。
やっぱり地区外の人が県連の幹部に収まっていることは少なからず疑念というか恨みを
買うものなのかと、なかなか同盟と言っても一筋縄でいかない実態が浮き彫りとなりました。


しかし別の方にこの話をするとちょっと意外な反応がありました。

「そこが解放同盟のダメなところ。同和問題に関心があって問題意識があるなら
出自を問わずに誰でも考えていいはず。同和問題に関心がないのは差別と断じておきながら、
一方で出自を問題視するのはおかしい」

なるほどこれも一理あると思いました。

だからメディア関係者が言うところの

「同和問題を取材していいのは地区出身の人だけ」とか
「解放同盟の人は昔、差別されたのだから(減免措置、奨学金というなの実質給付金などの優遇は)当然」

という論法や
「部落の者しか痛みは分からん」
「アンタも地区の人間か?」
という運動家の反論もとても空疎なものに思えます。

スポンサーサイト
[ 2012年09月15日 10:00 ] カテゴリ:未分類 | TB(0) | CM(2)
No title
解放同盟の建前としては「差別をなくしたい」。しかし本音では「都合のいい差別は残したい」。そこの矛盾を暴かれそうになった時の万能の免罪符として「同和出身」という被差別の歴史が都合よく利用されているようですね。
[ 2012/09/16 04:50 ] [ 編集 ]
No title
・・・高校教師である彼女は、部落解放奨学生の合宿に参加してみることにした。

同部屋の女生徒が鏡を見るのに熱中のあまり、午後のセッションに遅れそうになったため
「 集合時間に遅れるわよ。鏡を見るのが好きね 」 と声をかけたところ ( 多少は刺々しい言い方だったかもしれないが )、十数名の奨学生から 「『 化粧ばかりしている 』 と言っただろ 」 と詰め寄られて取り囲まれた。

「 部落差別を受けているこの娘の苦しみがわかるのか?」 「 蔑視教育!」 「 管理教育粉砕!」 など、 その糾弾は深夜2時までも続いたという。

翌朝、女生徒はケロっとした調子で 「 先生、ごめんな。先生も苦しい思いをしてきたんよね 」 と謝ってきた。
実はその女性教師も被差別部落の出身だったことを、見かねた誰かが女生徒に告げ口したらしいのだ。


女性教師は 「 これは一体何だ? 」 とその場でへたり込んでしまった。

集中砲火を受ける中で、それを敢えて正面から受け止めようと懸命に対応したのだ。
口が裂けても 「 私も皆と同じ部落民なのよ 」 とは言わないと決めていたからだ。


怒りと批判の対象ですら、同じ部落民とわかった途端に皆兄弟姉妹・・・こんなものが優しさと温もりなのか?
そもそも、これまでの部落解放運動の、怒りと批判の矛先にあるものは、一体ぜんたい何だったのか!?
体から力が抜け、彼女は深い悲しみと怒りに包まれた・・・


 ~ 小浜逸郎 「 弱者とはだれか 」 PHP新書、110ページ
[ 2012/09/16 07:34 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

さんぴん

Author:さんぴん
フリーライターをしております三品純と申します。
ブログ内の写真や資料などは出典を明記して頂ければ
自由にお使い頂いて結構です。

連絡先はjm347@nifty.com
090-2914-5069


検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。