だが待ってほしい早計ではないか通信(フリーライター三品純)

週刊誌、月刊誌などに寄稿した記事の 補足、追加取材ブログです。 ネットと雑誌メディアの融合を目指します。
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通信教育課程は学歴ロンダリングの温床か!?

安倍晋三首相は25日午前の参院予算委員会で、古屋圭司拉致問題担当相の靖国神社参拝に対し、拉致被害者が落胆していることはないとの認識を示した。「古屋氏が家族会などに問い合わせたが、一切そういう声は上がっていない」と明言した。古屋氏の靖国神社参拝をめぐっては、民主党の徳永エリ氏が24日の予算委で「拉致被害者が落胆しているとの声が聞こえる」と批判していた。
首相は25日の質疑で「非難には相当な根拠があったと見るのが当然だ。それがなければ捏造(ねつぞう)の質問になり重大だ」と徳永氏の質問手法を疑問視した。自民党の北川イッセイ氏への答弁。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130425-00000554-san-pol




目下のところホットなこの話題。
徳永議員の発言自体はいかにも民主党的と思うだけですが、
ちょっと別のことで気になった問題があります。
それは彼女の経歴について。

1974(昭和49)年 札幌市立緑丘小学校卒
1977(昭和52)年 藤女子中学校卒
1980(昭和55)年 藤女子高等学校卒
1981(昭和56)年 法政大学法学部法律学科(通信教育課程)中退

ということになっていますが、私も法政なのでちょっと思うところがあります。
まず制度上、通信教育課程に中退というのはありえるのでしょうか。
一度大学側にも扱いについて聞いてみたいのですが
これって河合塾中退、下手をしたらユーキャンや
進研ゼミ途中解約とかそのレベルではないでしょうか。

私が在学中少なくとも通教は書類一つで入学可能で大学というよりも
生涯学習に近い性質だったと記憶しております。
現在は以前よりも選考の難易度が上がったそうですが、それでも一般入試よりは
門戸は広い。卒業できるかどうかは別として。

なにしろ「振り向けば日大」「日法駒専」と他校から揶揄される法政大学。
しかしこの大学の幸運は「東京六大学」というカテゴリーの中にあることです。
つまり通信教育にとりあえずなんでも入るだけで、一応、下っ端とは言え
「東京六大学」というプレミアに預かることができてしまう。


一方、慶応義塾大学にも通信教育はありますが、こちらはかなり難易度が高い。
とは言え難解な入試を経なくても慶大生になれる可能性があるわけです。
もちろん立派に勉強されている人は多いと思いますが
それでも「通教中退だろうがなんだろうが慶大、法大に”籍を置けたパスポート”を得た」
という格好になります。しかし実態は、中退といよりただの挫折なのですが…

こうした性質上、特に政治家のようにそれなりに肩書きが求められる職業には
ちょっとした抜け道になるような気もします。

法政といえばかつて野中広務さんも法大出身と学歴詐称していたと記憶していますが
この時も通信教育中退だったような。(二部中退だったか)
真面目に勉強されている方には本当に申し訳ないのですが
ただ学歴ロンダリングの材料にされている側面も否定できません。


●もう一つの学歴ロンダリングの意味

夜間(二部)なり、通信教育でもう一つ挙げておきたいのが左翼活動家の
学歴ロンダリングにもなっている点です。えらくおじさんの新入生がいると
思ったら他校の活動家が卒業して、法政の通教や夜間に入ってくることです。
これならちゃんと「法政大学生」という身分を得ることができます。
つまり学歴ロンダリングというよりも活動家再生産の場という表現の方が
適切でしょう。大学生という立場は意外といい社会的免罪符で
そのモラトリアムチケットを入手できるなら夜間や通教の学費など安いものです。
(働きながら頑張って卒業された方には本当に申し訳ない表現ですが)
しかし繰り返しますがそうした真摯な思いの一方で、活動家の抜け道に
なっていたこともございました。

夜間にせよ通信教育にしても本来は何らかの事情で学ぶ機会がなかった人の
再チャレンジの場。あるいは働きながら学びたいという人向けの制度だったと
思うのですが、当初の趣旨とは離れた存在理由があったのも事実です。

●「参考」政治家と学歴詐称の過去

昨年、河村たかし名古屋市長の取材をした時に旧民社党の方々にお話を聞いたのですが
よもやま話になった時、かつて明治大学出身と詐称していた新間正次元参議院議員の
話になりました。
東海地方ではちょっとしたタレントだったから私もテレビに出ていた時のことを覚えて
いますが、なんでも星野仙一さんがまだ中日の監督をしていた時に
激励会があったと。
そこに新間氏も出席して
「我が明治大学の仲間である星野さんがドラゴンズを率いているのは喜ばしいこと」
などと挨拶をしたそうです。
それで参加者のOBから「あの人はタレントで有名人だけども明治の卒業生か?」
というようは疑問が持たれ、そんな疑惑が深まる中で当選後、詐称が発覚したそうです。

●「おまけ」なぜ六大学なの?

東京六大学を始め全国に六大学とつけられた大学群はいくつかありますが
なぜ「6」なのでしょう。野球のリーグが組みやすいからなのか
語呂がいいのか。

95年に法政大学は全日本野球選手権というものに出場して日本一になりました。
当時は副島(元ヤクルト)、矢野(元横浜)といった有名選手がいて
門倉(元中日)率いる東北福祉大学を破っての優勝でした。
確かその時、準々決勝で創価大学とあたりこれはコールド勝ちだったと記憶しています。

それがなんとも神宮球場は異様な雰囲気で試合前からどう見ても
信者と思しき御一行が
大挙して「頑張ろう、今日は勝つぞ」と言っていたのが印象的でした。
あれ気づいたら法政の学生席以外、あっち? みたいな雰囲気と申しますか。

それで当時、面白かったのが創価大学が所属する東京新大学野球連盟での話。
同じく同リーグの東京学芸大学を創価大学はライバル視して
「早慶戦的」な気合とセレモニーで盛り上げていたそうです。
ところが学芸大学からすると「ちょっと何、コレ…?」みたいな雰囲気だったそうです。
これは学芸大学が国立大学ということから創価大学側が「同格」を演じるための
ことだったのでしょう。
気合が入る創価大学、しれーっとした学芸大学
それも「六大学」というあまり根拠のないグループ分けによって生まれた光景だったのでしょう。
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[ 2013年04月26日 10:59 ] カテゴリ:民主党 | TB(0) | CM(3)

「映画・八鹿高校事件」上映会 レビューとまとめ

4月21日「映画・八鹿高校事件」上映会の報告



作品感想

●七十年代のリアルな光景が…

本作は記録映画という性質上、淡々と証言や検証が続けられており
「予習」や「予備知識」がないとなかなか「入り込めない」という
印象でした。鑑賞後、参加者の方とディスカッションをしたのですが
皆さんさすがに物知り、ワケ知りの方が多かったので味わいを
感じてもらえたようでした。

個人的にまず事件の陰惨さとは別に七十年代の田舎町の風景に
感慨に浸っていました。
若者たちの髪型も若い頃の篠田三郎のような感じで
ホーロー看板、自動車などなど映画やドラマにはない「七十年代」がありました。

映画のラストシーンは事件後、八鹿高校で運動会が開催されて生徒たちの
爽やかな競技風景で締めくくられますが、なにしろ女子生徒はまだブルマの時代。

これは同和とは別のマニアが喜びそうな感じでした。

それはさておき、作品内容ですが、参加者の方から「起承転結がない」という
感想をもらいました。

繰り返しますがやはり「記録映画」であり、それから有志による手作り作品だから
流れも脈絡がなかったりします。起承転結がないと感じられたのもこのせいでしょう。
いわゆる商業ドギュメンタリーのような演出もなく、ひたすら「メモ」を
ビジュアル化した印象です。

●丸尾一派、モロにヤーさん風情

それからもっと「仁義なき戦い」のようなバトルシーンが出てくるのを期待したのですが
全く出てきません。確かに首謀者である丸尾一派が出てくるあたりは
「ミナミの帝王やがな」というツッコミもできるけど
もっと現場で何が起きていたのか暴行シーンも出して欲しかったです。
というよりみんなそこを期待したのですが。

法廷に解放同盟側の一派が向かう時もせめてマイクを向けて
「どかんかいボケ」ぐらいの発言は引き出して欲しかったですね。
それからもともと丸尾一派による「モデル確認会」が事前に開かれて
珍坂校長たちが要求を丸呑みしてそこから教職員の反発が強くなったと。
ならば校長からも詳細な証言をしてもらうとかもうワンアクションが
あるとより面白かったかもしれません。

実際にリンチされた先生たちが出演して寝そべって「こんな風に蹴られた」とか
「ヘッドロックをかけられた」とか再現してくれるけども、まあそれだけだと
結局、「お気の毒でした」というしか言い様がありません。

被害者である先生たちの奥さんたちも登場してインタビューに応じているけど
それがとてもにこやかに応じているのが不思議でした。もっと被害者のような
顔をすればいいのに。

この辺りが単なる暴行事件ではなく結局、共産党‐解放同盟の場外乱闘という
印象が払拭できない点です。
とは言え暴行自体は許されない行為だし、どう考えても解放同盟に非があると思いますが
ただいずれにしても事件から半世紀近く経つ今でも党派によって
人権の扱いが変わるという風潮はもう終わりにしませんか、と。
思った次第です。

●ちょっとだけ解放同盟側にシンパシーを感じるなら…

最近、解放同盟の集会や学習会が非常にワンパターン化していて

1、高校生やおばはん活動家の泣き言 必殺の「他地域の人にジロジロ見られた差別」(*今なお根強い差別があると訴えて、実例を挙げると出てくるのがこのフレーズ)
2、座付き学者の演説(二十年くらいほとんど内容が変わらない)
3、だから人権救済法が必要だー、という締めくくり

なにしろ「(役所も政治家も)何もしてくれません、してもらえない」という発言が本当に多い。
それも反権力を売り物にする団体が、なぜか行政や法律頼み。
「してくれない」というのはその最たる例です。

だから朝田浅田・丸尾一派のやったことは絶対に褒められることではないけど
彼らの主張からすれば八鹿高校事件は決して矛盾していないと思います。
つまり気に入らないならば行政や法律とは別に直接行動をする、と。
今回の上映会だって気にいらないことがあれば、襲撃でもすればいいのです。

七十年代あたりならこうした暴行も時代が看過した、しかし今は時代が許さないから控える
というのはおかしい。密室で役所や不動産会社をいびったりするよりも
パンチマーマのオッサンが大挙して暴力で訴えた方がよほど”らしい”。
それこそ”華”というやつです。

八鹿高校事件は良くも悪くもまだ解放同盟が解放同盟らしかった頃の話だと思いました。

ディスカッションまとめ

なぜのどかな田舎町であれほどの事件が起きたのか?
(他地域でも八鹿高校事件のような事態が起きる可能性があったのになぜ八鹿高校だったのか?)
→兵庫県南部の都市部には解放運動が根付いていたものの、北部は弱かった。
その勢力版図拡大のために起きた摩擦だったのではないか。

再三の要請にも関わらず兵庫県警が動かなかったのはなぜか?
→当時、まだ学園紛争の余波があった時代。警察も学園への介入は容易ではなかったかも。
「学校の自治」の優先か? 学校の内輪もめという認識だった。
共産党が絡むと警察も動きにくい。また共産党が警察にすがるのもまたおかしい。

当時、全国的に革新自治体が増えて、いわゆる「社共ブロック」の時代だった。
この時、社会党=解放同盟、共産党はどう「同和」を扱ったのか?
→EX東京では美濃部都政で同和事業が盛んになった。自公民社のオール与党体制の自治体もあった。

メディアが報じなかったのはなぜか?
→そもそもそんな程度じゃないか。

といった具合でした。
せっかくいろいろな方が来て貴重な話をしてもらえたのにディスカッションの時間が
少なくて申し訳ありませんでした。
今度はもっと工夫して、意見交換の場を増やしたいと思います。

リクエストが多かったらまた八鹿高校事件の上映会をやりますが
その他、啓発ビデオでもツッコミどころ満載の名作があるので
そっちでもいいかもしれません。


[ 2013年04月22日 11:26 ] カテゴリ:示現舎 | TB(0) | CM(6)

「映画・八鹿高校事件」上映会を開催します

イベント案内

「映画・八鹿高校事件」上映会を開催します。

場所は中野区桃園区民活動センター、4月21日(日)15:00からです。

入場無料(カンパ、セールス行為など一切ナシ)

終了後は懇親会を予定していますが、参加希望の方は
実費でお願いします。もちろん自由参加です。

●アクセス

http://www2.wagamachi-guide.com/nakano/map.asp?dtp=1&uid=6&lid=86&mpx=139.6705892&mpy=35.69906359

人数に限りがありますので参加希望の方は
こちらからお申込みください。
http://www.jigensha.info/contact/

まずお目にかかることはないレアな映画ですので
ふるってご参加ください。
[ 2013年04月10日 16:36 ] カテゴリ:示現舎 | TB(0) | CM(0)

「第十六回文学フリマin大阪」に出店します

2013y04m09d_012200903.jpg

示現舎が4月14日(日曜日)に堺市産業振興センター イベントホールで行われる「第十六回文学フリマin大阪」に出店します。当日は示現舎の出版物を特別価格で発売します。
[ 2013年04月09日 01:45 ] カテゴリ:示現舎 | TB(0) | CM(0)
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