だが待ってほしい早計ではないか通信(フリーライター三品純)

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[ 2011年09月11日 08:06 ] カテゴリ:示現舎 | TB(0) | CM(0)

ソウル教育庁「生徒の人権条例草案」

聯合ニュースに興味深い記事がありました。

【社会】ソウル教育庁「生徒の人権条例草案」公開で波紋

 7日、ソウル市教育庁が公開した「生徒の人権条例草案」に賛否が交錯し、条
例案が確定するまで論議が続くものと見られる。
郭魯[火玄](クァク・ノヒョン)教育委員長の職位が危ない時点で、条例制定を
急がせることに対して、「政治的な意図」があるという批判も出てきている。
この日公開された草案は、市民団体が住民発議で推進中の条例案に比べて穏健
だが、京畿道の「生徒の人権条例」よりは多少急進的という評価だ。
 
最も論議になる条項は生徒たちの「集会の自由」を保障するという内容の19条
だ。集会の自由は当初、「生徒の人権条例制定運動ソウル本部」が提案したもの
で、議論初期から教員と保守教育団体の間で反発が強かった。

 特にソウルより先に人権条例が発効された京畿道でも、反映されずに過度に急
進的だという指摘が出ている。これに対して市教育庁は、
「学校授業に邪魔にならない範囲内で、学校規定に
より制限できる規定をおくことによって、世間の心配とは違い、学校現場の安定
化に気をつかった」と説明した。

 頭髪・服装の自由と携帯電話所持なども許す方向になっている。
だが、「生徒に過度な自立権を与える場合、生徒指導に問題が生じうる」とい
う意見と、「生徒の自立権を最大限尊重しなければならない」という主張が鋭く
対抗している。

 生徒の意思に反する自律学習と、放課後補習を強要できなくした規定も、やや
学校の自律性を侵害するという理由で論議になった懸案の一つだ。
市教育庁はこのような人権条例制定で、教師たちの生徒指導が難しくなること
を考慮して、「学校生活教育革新方案」も共に公開した。
だが、実質的な指導方法が入っていない以上、実効性論議を呼び起こした「体
罰禁止マニュアル」の水準を越えられないという指摘が出てくる。
市教育庁は当初、先月末まで条例草案を作って、生徒、教師などの意見とりま
とめを経て確定した条例案を10月中に市議会に提出する計画だった。
市民団体の住民発議案が提出される時期に合わせて、市議会で2つの案を審議
することができるようにするためだ。

 だが、郭教育委員長が検察の捜査を受けて日程が遅れ、一部では生徒の人権条
例制定が失敗に終わるのではないかという指摘も出ていた。
生徒の人権条例は郭教育委員長の核心公約であっただけに、郭教育委員長が主
導的に行えない場合、推進が難しくなるからだ。
それでも、市教育庁が教育委員長の去就が危険な時点で、条例案を公開したこ
とは、郭教育委員長が「職」を維持している間に、条例作業を急いで終えるよう
にしたと分析される。

 このような作業が仕上げ段階に達したことで、郭教育委員長が途中で席を外し
ても、支障なく進行されるだろうという意思の表現という指摘も出ている。
市教育庁は9月以内に最終案を確定して、遅くとも11月まで市議会に提出して、
年内に条例案が通過されれば、来年3月(新学期)から条例が発効されると期待し
ている。



「市民が主役」「市民による政治」
個人的な印象ですが、特に90年代からこんなフレーズが喧伝されるようになって
今では内閣府や自治体の審議会にまで「市民」や「市民団体」の関係者が
有識者として参画するようになりました。
実は「市民」という言葉そのものに全く意味も実態とないと思われます。

一種の政治的マーケティングと考えてもいいでしょう。
つまり政党にしてもメディアにしても「市民様」と愛でることで
支持を得ようと。
とは言え自治体の広報や新聞で「市民万歳」としている間は
まあ頑張ってつかあさい、という程度ですが
しばしこの市民という存在、というよりか市民という言葉を隠れ蓑にした
活動家によって議会政治、地方自治の原則すら破られてしまう
という事態が起こりえます。

それが如実に表れているのが
月刊同和と在日2010年11月号です。
韓国大好き、片山善博総務相が鳥取県でやってきたこと

よく議会政治では「数の論理」という点で批判されることがありますが
逆に言えば「数」で決めなければ何で政治決定をするというのでしょう。
本記事ではいわゆる「市民政治」とやらが
単に「ゴネたら勝ち」「声のでかさが勝負」
に陥った点を指摘しています。

それからもう一つ聯合ニュースのケースだと
日本でも話題になっている「自治基本条例」の問題点に相通じるものがあります。
この場合だと住民発議で条例が立案できるということは
つまり権力の二重構造を意味します。
議会の場合は内容はどうあれ、議論のプロセスは傍聴したり、議事録を読み
確認することができますが、住民発議なり、審議会の場合、いかようにも
非公開とすることができます。

この市民マインドについては拙著
民主党「裏」マニフェストの正体―水面下で進行する危険な法案
でもその実態を取材して、指摘しておりますので
ご一読ください。
[ 2011年09月08日 09:18 ] カテゴリ:プロ市民 | TB(0) | CM(0)
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